2013年中国インターネット著作権年度報告書

2014/7/17 出所:中国法院網

 

7月16日に開催された2014年中国デジタル出版年会の「インターネット環境浄化、権利侵害・海賊版行為撲滅」というフォーラムにおいて、工業・情報化部の電信研究院は「2013年中国インターネット著作権年度報告書」を発表し、以下のことを述べた。
2013年の4G営業許可書の発行に伴って、中国のインターネット産業は再び高度発展時期を迎えた。インターネット産業チェーンにおける分野横断的な融合で絶え間なく発展し、「端末+応用」モデルによって数多くの技術、応用、業務革新が生まれ、OTT業務のプラットフォームとしてのインターネットテレビ「楽視盤子」とウィーチャットに起因する著作権問題が現れ、ビデオプレーヤーと電子商プラットフォームの著作権問題が集中して勃発し、インターネット著作権保護は厳しい情勢に直面している。
インターネット著作権保護は、著作権立法分野における重要課題となっている。行政法執行や監督管理は強化されており、顕著な効果を収めた。2013年の4ヶ月を期間とする「剣網」特別プロジェクト活動においては、重点音楽動画ウェブサイト、インターネット販売プラットフォームによる権利侵害・海賊版製品販売案件に対する摘発を強化し、国家版権局は自ら又はその他の部門と共同で50件の重点案件を審理した。中でも、著作権行政管理部門は断固として、プレーヤー端末を利用して権利侵害・海賊版行為を行った百度社、深セン快播社に行政処罰を与えたことで、大きな社会的反響を呼び、インターネット著作権秩序を効果的に維持した。
インターネット動画分野での著作権紛争は、情報インターネット伝播権侵害案件の半数以上を占めている。動画投稿ウェブサイト、動画検索サービスを提供するウェブサイトはクレームを申し立てられる主要対象となっている。調停はインターネット著作権第一審民事商事案件の主要解決手段となっており、調停、起訴取り下げで解決した案件は第一審民事案件の25.7%を占めている。モバイル・インターネット産業が一番発達している北京、上海、広州の法院で審理した案件数量は、地方法院で審判した案件数量の三分の二以上を占めている。刑事案件はインターネットゲームやインターネット文学分野に集中しており、被告は通常、無許可のウェブサイトを構築又は運営して不法に文字著作物を収集したり、higentionの運営又はregeditプログラムの開発などの手段で不法に権利侵害・海賊版行為を行っている。
2013年の著作権登録件数は100万件を突破した。うち、撮影著作物、美術著作物、文字著作物の登記件数はほぼ全体の85%を占めている。著作権登記は、権利帰属の確認、権利帰属紛争の減少、著作権の効果的な運用と普及の促進においてますます重要な役割を果たしている。

中国版権保護センターが著作物保管プラットフォームの運営を開始

2014/10/14  出所:法制日報

 

著作権者が適時に、手軽に著作物創作完成の証明を取得できるように、中国版権保護センターは本日から著作物保管という新しい版権サービスを提供することになった。同時に、著作権者にオープンする著作物保管規則、処理手続および保管プラットフォームも運営開始する。
実用工芸品デザイン、広告表現、各種競技など分野の著作物は、いずれも更新が早く、模倣が簡単、複製コストが安いなどの特徴がある。著作物は創作完了から著作権者の適法な使用、伝播までの過程において、剽窃、乱用されることがしばしばある。創作者は合法的権益を主張する場合、往々にして挙証困難という難題に直面し、有効な著作物創作完了証明を提示できず、その独創的デザインが効果的に保護されていない。これに対して、上記著作物保管プラットフォームは、出願、費用納入、入庫、出庫、引き出し、保険更新、情報公告などの機能を揃えており、2営業日以内に著作物の保管を完成すると共に、出願人に保管証書を発行し、公告することができるので、著作権者に対してより便利で安全な証明サービスを提供しようとしている。
中国版権保護センターが国家レベルの版権公共サービス機関として発行した証明資料は、著作物の創作、使用と伝播過程において即時証明の作用を発揮し、著作権者の合法的権益の保護主張を支持できるという。

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