中国著作権登録についてのよくある質問

中国著作権登録に関するよくある質問

著作権登録が必要な理由を教えてください

著作権は、著作物を創作した時点で自動的に発生しますので、登録しないと効力を発しないという訳ではありません。
また、日本で創作された著作物であっても国際条約(ベルヌ条約)により中国でも保護されることになっています。
但し、著作権に基づく権利行使をする場合、その著作物の権利の存在や帰属を証明する必要があります。(例えば「この作品は本当に私が作ったものです」という証明)
しかも中国でその立証を行うことは、一般的にはハードルがさらに高くなります。中国で著作権登録をしておくことで、立証負担の大きい紛争時などに初歩的証拠とすることが出来ます。
また、冒認による第三者の商標登録に対して異議を主張する場合などに、有力な証拠として活用できるケースもあります。
その他、現地でのビジネスにおける様々な場面で著作権証明書の提示が求められるケースもあり、業務上の必要性により著作権登録をする場合もあるようです。

日本では著作権登録をしていないのですが、中国で事業展開する際には登録した方がよいですか?

知財に対する意識の高い近年の日本では、コピー品・模倣品の被害も少ないため、必ず著作権登録をするという動機は必ずしも高くないかもしれません。
一方、中国におけるコピー品・模倣品の被害の深刻さは、様々なメディアの報道で取り上げられている通りであり、当然ながら日本とは状況が全く異なります。
著作権登録も含めて、コピー品・模倣品への対策に企業として取り組んでいるという姿勢は、中国でビジネスする上でも評価される要素の一つとなります。
一概に言うことはできませんが、日本で著作権を登録していなくても、中国では著作権登録をしておく必要性は相対的に高い場合が多いと思われます。

共通のコンセプトに基づいて創作した複数の著作物を登録したいと考えています。シリーズ作品として著作権登録をすると費用が安くなりそうですが、シリーズ作品の範囲がわかりません。

作品ごとに個別に判断されることになりますが、過去の事例からすると基準は曖昧と思われます。登録機関の担当者の判断(個人的な主観)によるところ大きく、担当者に確認を取りながら認められる範囲を確認することになります。

台湾と香港にも著作権登録しておきたいのですが、可能ですか?

残念ながら台湾・香港には著作権登録の制度がありません。
(ちなみにマカオもありません。)

中国著作権FAQトップへ戻る

中国著作権専門サイトTOPページへ戻る