中国のネット著作権市場10兆円規模に、ライブストリーミングや短編動画に高い将来性

国家版権局インターネット版権産業研究基地はこのほど≪中国インターネット著作権産業発展報告(2018)≫を公布し、2017年の中国のネット著作権産業の市場規模が前年比27.2%増の6365億元(約10兆8,000億円)に達したと発表した。

 

2018年4月24日付の中国産業経済信息網によると、ネット著作権市場は分野ごとに見てもそれぞれ顕著な伸びを見せている。
有料動画市場は218億元で前年の約2倍。電子書籍市場も前年比31.1%増となり、100億元を突破した。オンラインゲーム市場も堅調に拡大を続け、同32%増の2,355億元。オンライン音楽市場は175億元規模に達し、同22%の伸びを見せた。オンラインニュース市場は同40%増の305億元で、モバイル向けニュースの収入がそのうち75%を占めている。

 

また、市場規模拡大の大きな原動力となったのがライブストリーミングでのいわゆる「投げ銭」サービスである。2017年、中国のライブストリーミングのユーザーは4億2,200万人に達し、その市場規模は400億元に迫っている。また、短編動画市場も急速に拡大しており、ユーザーは2017年時点で4億1,000万人となった。ユーザーの急増と広告価値の急上昇に伴い、2020年の市場規模は350億元が見込まれている。

 

(2018/5/22 日本アイアール A・U)

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